よくあるご質問 FAQ
よくあるご質問
- Q機械を導入検討するにあたり、概算が知りたい。見積が欲しい際はどうしたらよいか
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A
機種により300万円~2500万円の価格帯がございます。先ずは、お客様に最適な機種を選定させていただき、概算価格をお知らせい致します。お問い合わせフォームから、または、直接お電話にてお問い合わせください。
お見積りご希望の際も同様にお願いいたします。 - Q溶接技術や条件、品質にかかる相談がしたいが、どこに連絡したらよいか
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A
お問い合わせフォームから、または、直接お電話にてお問い合わせください。専門の技術者がいつでも対応いたします。課題のワークや材料をご支給いただき、実機を使っての溶接実証加工をすることも可能です。
- Q溶接工程の改善を検討しているが、協力してもらえるか
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A
お客様の課題を何なりとお聞かせください。弊社のスポット溶接技術に関するノウハウを集結して改善の提案をいたします。過去の改善実績も数多くございますので、お気軽にお問い合わせください。
- Q機械寸法を知りたい
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A
当HPの商品情報にて、各機種寸法がご確認頂けますので、ご覧ください。機種の中には、導入時に寸法以上のクリアランスが要求されるケースもございますので、一度弊社にご確認頂くことをお勧めいたします。
- QMYSPOTは補助金の対象となるか
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A
最新モデルをご導入いただく際は、大半の補助金・助成金の対象となります。詳細につきましては、お問い合わせいただいての判断となります。補助金申請に必要な技術データ作成などをお手伝いいたします。
- Q実際のワークで溶接トライしたいがどうしたらよいか
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A
弊社ショールームには、テーブルスポット溶接機と静加圧式スポット溶接機を常設しております。ワークをお持ち込みいただいての実証加工が可能です。実機での溶接を体験いただくことで、機械の操作性や生産性を感じ取っていただけると思います。ワークを郵送いただきオンラインでの実証加工も可能です。
- Q製品保証について
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A
- 1. 保障期間は機械納入から1年間とします。
- 2. 保障期間中の「正常な使用状態」において「製造上」の責任による故障が発生した場合は、無料修理を行います。その後は有償にて修理及び保守点検を行います。
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3. 次の各号につきましては保障対象外ですので有償となります。
- 1)機械納入時に同梱されております取扱説明書の説明をお守りにならなかったために発生した故障。
- 2)弊社の指定する消耗品以外の消耗品の使用に起因する故障
- 3)天災、火災その他の不測の事故による故障
- 4)お買い上げ後の輸送、移動時による故障
- 4. 夜間、休日の故障修理、または遠隔地、離島への出張、故障修理を行った場合は、その費用を請求させていただきます。
- 5. 納入機に関する保障の範囲は故障修理に限ります。
- 6. 本内容は日本国内のみ有効です。
トラブルシューティング
- Q動かない、加圧しない
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A
- ■ 100V(コンセント)、200V、400Vの主電源ブレーカーはONになっていますか?
電源を入れ、タイマーパネル上の各ランプ点灯を確認(100V、200V表示ランプ)。 - ■ 冷却水は正常に循環していますか?
循環水量15リットル~20リットル分を確保し、流水確認ランプ点灯を確認(または、流量計で水の流れを確認)。 - ■ エアは0.6MPaで接続していますか?
レギュレータの目盛を0.6MPaにする。 - ■ タイマーの切替スイッチは運転モードになっていますか?
運転/設定 のモード切替を運転にする。 - ■ タイマーに警報表示がでていませんか?
警報表示を確認し、取扱説明書参照。 - ■ 本体のON/OFFスイッチはONになっていますか?
機械ON/OFFスイッチをONにする。 - ■ 握りスイッチとフットスイッチのどちらで作動しないか、また両方作動しないのかを確認してください。
どちらかで作業する場合は作動しない方のスイッチ系統起動線が断線している可能性が大(両方断線している場合も有り)。
⇒断線の修復が必要です。弊社までご連絡ください。 - ■ 握りスイッチをONにしたとき電磁バルブの作動音(カチッ)とバルブのランプ点灯を確認してください。
作動音無し及びランプ不点灯の場合は、起動線の断線か、電磁バルブの故障。
⇒断線の修復または電磁バルブの修理(交換)。 - ■ 他の溶接条件チャンネルに切換えて再度トライしてください。
溶接条件の入力ミスの可能性あり。
⇒再度溶接条件を入力してください。 - ■ 加圧機構のチェーン(旧タイプはワイヤー)の状態を確認してください。
・チェーンの伸び ⇒チェーンを切り詰める必要があります。弊社までご連絡ください。
・ワイヤーの切れ ⇒ワイヤーを交換してください。(チェーン方式に変更も可能です。)
- ■ 100V(コンセント)、200V、400Vの主電源ブレーカーはONになっていますか?
- Q溶接ができない、溶接のつきが悪い
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A
- ■ まず、上述の「動かない、加圧しない」の点検項目をご確認ください
- ■ タイマーの警報表示がでていませんか?
警報表示確認し、取扱説明書参照。(無通電、電流過少は水冷ケーブルの劣化による断線が多くみられます。)
・水冷ケーブルの断線⇒交換
・水冷ケーブル端子の接触不良 ⇒増し締め - ■ 溶接条件は適切ですか?
タイマーデータ(溶接条件データ)を再入力してください。 - ■ 電極チップ先端形状は正常ですか?
定期的にチップドレスをしてください。 - ■ 溶接している材料は亜鉛メッキですか?
亜鉛メッキは2回通電をお勧めします。
2回通電の溶接条件で再トライしてください。
- Qガンが熱い、水冷ケーブルが熱い
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A
- ■ 冷却水は正常に循環していますか?
循環水量15リットル~20リットル分を確保し、流水ランプ点灯を確認。(または、流量計で水の流れを確認。)
また、循環水の一次側を止めてガン水路のIN-OUT側のチューブを外しIN側よりエアブローしてください。 - ■ ガン先でテフロンチューブが折れ曲がっていませんか?
テフロンチューブを新しいものと交換し、折れをなくしてください。 - ■ 水冷ケーブルに異物が詰まっていませんか?
ケーブル端子のワンタッチ継手を外し異物を取り除いてください。
- ■ 冷却水は正常に循環していますか?
- Q爆飛する
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A
- ■ エアは接続されていますか?
エアを接続してください。 - ■ レギュレータ圧は正常ですか?
レギュレータの目盛を0.6~0.8MPaにする。 - ■ 加圧代が30mm以上ありますか?
チェーンの伸び ⇒チェーンを切り詰める必要があります。弊社にご連絡ください。
ワイヤーの切れ ⇒ワイヤーを交換してください。(チェーン方式に変更も可能です。弊社までご連絡ください) - ■ タイマーの初期加圧時間は適正ですか?
初期加圧を適正にしてください。
・21シリーズ ⇒35~60サイクル
・03シリーズ ⇒45~80サイクル
- ■ エアは接続されていますか?
- Q表面がキレイに仕上がらない
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A
- ■ テーブル(下部電極)の表面にキズ等がありませんか?
オービタルサンダで磨いてください。キズがひどい場合は銅板の交換をしてください。 - ■ 溶接条件は適切ですか?
溶接電流、通電時間の入力値が大きすぎる場合は、再入力してください。(加圧値を適正値にする。) - ■ 電極チップ先端形状は正常ですか?
定期的にチップドレスをしてください。
- ■ テーブル(下部電極)の表面にキズ等がありませんか?
- Q加圧時にチップ先のズレが発生する
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A
- ■ アーム先端ハウジング部の弛み確認ハウジングケースの増し締めをしてください。
ロックナットの増し締めをしてください。
- ■ アーム先端ハウジング部の弛み確認ハウジングケースの増し締めをしてください。
- Qテーブルが昇降しない
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A
- ■ 100V電源はONになっていますか?
一次側の電源を確認しONにしてください。 - ■ ブレーカーがOFFになっていませんか?
ブレーカーをONにしてください。
- ■ 100V電源はONになっていますか?
- Q凍結
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A
- ■ 冷却水循環装置(チラー)に不凍液は入っていますか?(冬季のみ)
当社指定の不凍液を入れてください。凍結の心配のない季節には速やかに循環装置内の清掃をし、水を入れ替えてください。
- ■ 冷却水循環装置(チラー)に不凍液は入っていますか?(冬季のみ)
保守点検方法
- Q毎日の点検内容
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A
- ■ エアフィルタのドレン抜きを実施。
- ■ エア圧力の確認・調整
- ■ 冷却水がながれているかを確認。
- ■ 冷却水やエア漏れの有無点検。
- ■ チップ、ガン、水冷ケーブルの冷却が正常かを点検。
- ■ シャンク、シャンクホルダ、チップの弛み有無点検。
- ■ 電極テーブルの変形や大きな疵の有無点検。
- ■ キャップチップ先端の形状点検。
- Q毎週の点検内容
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A
- ■ スイッチなどの動作不良の有無を確認。
- ■ 異常な振動、うなり、臭いの有無点検。
- Q三ヶ月毎の点検内容
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A
- ■ 冷却水やエア漏れの有無点検・増し締め。
- ■ 配線ケーブル接続部の弛み、発熱、絶縁不良につながる異常の有無点検。
- ■ 冷却水配管のクリーニング。給水バルブを閉め、強制排水弁を開き、強制排水を実施。
- ■ 冷却水の汚れ、不純物沈殿の有無を点検。
- ■ 冷却水の交換。
- ■ 冷却水循環装置のタンク内清掃。
- ■ 冷却水循環装置のエアフィルタ清掃。
- Q一年毎の点検内容
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A
- ■ 溶接機本体、タンク内部のごみや汚れを清掃。
- ■ 加圧代確認。(試験モード-テーブルの外でスイッチON)加圧動作中のチップ先端位置(即ち加圧代)が30mm以上であるかを確認。
- ■ 昇降機能を有する機種は上昇端、下降端、下降限検知リミットスイッチの作動チェック、損傷の有無を点検。
- ■ 検流計内部の清掃。
- Q三年毎の点検内容
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A
- ■ アーム部分や昇降部分、ケーブル取付け部分各部のボルト締め付け状態の点検と増し閉め。
- ■ ハウジング部やスライド部分にグリスを給脂。
- ■ 水冷ケーブルが切れかけていないか、外皮に損傷はないか、老朽化していないかなどの点検を実施してください。
設定電流に対し実電流が大幅に低下している場合は、水冷ケーブルが一部断線している症状です。水冷ケーブルを早急に交換してください。